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或る日の献立—私の食事日記より
長谷川 恭子
1
1女子榮養短期大學
pp.60-63
発行日 1953年9月10日
Published Date 1953/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200600
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忙しい仕事を持つているものにとつてことに1人住いでは,食事の準備で長い時間をかけることはできません.けれども,1日の労仂を終えて妙に疲れたと感じる夕が,夏になるにつれて多くなります.そんな時,今何が慾しいか自問自答して,食べたいと思うものは数日来食事の中にとり入れられなかったものだと気がつきます.これからはとかく食慾の少くなる季節なので油をたつぷり用いた副食と,さつぱりした野菜,果物を多くとるようにいたしますが,これは,時間的には手早く料理され,余力は後日の仕事の準備にと向けられます,私はウイークデーにはこんな食事としています.
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