研究と報告
脳神経外科重症患者の看護記録様式の検討
田村 綾子
1
1徳島大学医学部付属看護学校
pp.54-57
発行日 1986年1月1日
Published Date 1986/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921298
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
頭部外傷・脳腫瘍・脳血管障害あるいは脳神経外科手術後において,意識障害を伴いやすい患者の看護観察は,経時的に綿密に行なう必要がある.さらに,これらの情報を客観的・総合的に判断し,治療や看護に活用することが重要である.
このような重症患者の記録方法として,一般に観察項目の経過一覧表を作成使用している所が多い1)2)3).この経過表の形式は,各施設によって種々で,よりよい形式・方法を検討しているようである.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.