特集 チーム医療の中のPOS—第14回POS研究会報告
一般演題
19 看護記録に看護の記録が書けているか?—看護診断導入前後でプロブレムおよび経過記録を検討して
川田 彰子
1
,
宮本 育子
1
,
浅野 美佐子
1
1香川労災病院集中治療部
pp.1004-1006
発行日 1992年11月30日
Published Date 1992/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903653
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当院ICUは1982年の開設以来,看護記録にはPOSを用いている.ICUは救命や生命維持を主とするところであるため,看護記録も治療優先の記録となりがちであった.
しかし,社会の中で生活する1人の人間として患者をみたとき治療的側面のみをみていたのでは看護とはいえない.そこで,1989年7月より看護診断を導入し,真に看護のための記録となるよう改善を試みた.
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