研究と報告【投稿】
診療記録の様式の研究
吉田 幸雄
1
,
津田 豊和
2
,
今村 栄一
3
,
室賀 不二男
4
,
栗田 静枝
5
,
高橋 政祺
6
1病院管理研究所
2病院管理研究所医療管理部
3国立東京第一病院小児科
4都立豊島病院
5聖路加国際病院診療記録室
6日本大学医学部病院管理学
pp.61-70
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541202787
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まえがき
病院で使用されている帳票の中で一番大切なのは診療録である。それは病院の業務の主幹をなす医療行為の記録が記されているからである。病院機能の向上のうえで何が大事かといって医療の質の向上にしくものはない。われわれはできるだけ良い医療を行ないたいと努力しており,そして,この実施された行為はすべて診療録に記載されるのである。
診療録にはどの程度の記載が必要かというと,法的には医師法施行規則第23条で次のように定めてある。
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