コミュニティー・ケア 英国の訪問看護の実態・2
訪問看護制度はどのようにして確立されたか
高山 佳洋
1
,
岡本 祐三
2
1大阪府衛生部医療対策課
2阪南中央病院内科
pp.1155-1159
発行日 1981年10月1日
Published Date 1981/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919369
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家庭訪問後は自宅でオン・コール
ハンフリーさんは,休む間もなく訪問を続ける.
昼食までに,静脈瘤による下腿部の潰瘍の患者への包帯交換が5件,心筋梗塞の患者の経過観察,採血,心電図の記録が1件,脳卒中の後遺症の患者への励ましと,簡単なリハビリテーションの指導,経過観察.骨粗しょう症の患者へのカルシウム剤の注射と,目まぐるしくこれだけの訪問を終えた.
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