特集 看護計画の再検討
看護計画のもつ諸問題
石川 操
1
1東海大学医療技術短大
pp.1185-1189
発行日 1975年12月1日
Published Date 1975/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917387
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今日,看護計画の必要性は‘個別的にケアを行うため’‘看護の優先度の決定のため’‘コミュニケーションのため’‘ケアの継続のため’‘他職種とのケア調整のため’‘ケア評価のため’‘スタッフの啓発のため’と言われている1).
しかし,このような事柄が看護計画の存在価値として分かるまでには,アメリカ合衆国において長年の歴史を経ているのである.R.L.Ciucaが行ったアメリカにおける看護計画の発展過程に関する文献考察2)によれば,次のようである.
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