ベッドサイドの看護
訴えの多い長期入院患者への援助
矢野 田鶴子
1
1国立宮崎療養所結核病棟
pp.968-972
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916720
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はじめに
結核患者は長期療養で変化のない毎日を過ごすことを余儀なくされ,患者は特別な症状を示さないが,大なり小なり精神的苦悩を持っています.悩める人間である患者のニードを満たすことが看護の大きな働きかけになります.
ここでは老人で,じん肺結核に肺気腫と気管支喘息を伴う患者の事例を紹介しみなさまのご批判を仰ぎたいと思います.
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