ベッドサイドの看護
訴えの多い長期入院患者の自立への援助
上野 艶枝
1
,
井上 麻子
1
,
奥田 幸美
1
,
福井 千恵子
1
,
松本 道子
1
,
島 通子
1
,
宇治田 富代
1
,
栗本 ひろ子
1
,
林 恵美子
1
,
宮口 房子
1
,
中 典子
1
1和歌山県立医科大学病院神経科病棟
pp.1542-1546
発行日 1973年12月1日
Published Date 1973/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916827
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慢性疾患々者の看護にあたっては,身体的欲求を理解してこれに応ずるだけでなく,看護を心がけることがたいせつである.
多発性硬化症で8年間もの長期入院生活をつづけ,その間,一度の外泊の経験もなく,病院を生活の場としていた女性患者が,社会復帰への意欲に目ざめるに至った経過を取り上げ,慢性疾患々者へのアプローチを考えてみたい.
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