看護合理化用品特集 ディスポーザブル用品のいろいろ
てい談 つくらせる側とつくる側
大野 菊衛
1
,
外島 進六
2
,
佐藤 ふさ子
1順天堂医院看護科
2仁丹テルモ
pp.80-84
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914310
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本誌 今日はお忙しいところを,どうもありがとうございます。現在日本の各施設が使用されているディスポーザブル用品について,発注される看護側,作る業者の側,またその間にたって用具用品の考察・研究をなさっていられる佐藤さんという立場で,縦横にご歓談いただきたいと思います。
大野 まず使用,未使用調査のトータルされたものがあるのですが,39施設のうち使っていない病院の理由は,採算上不利が16施設,医学上不安が1施設,関心がないが10,研究中が11,その他が1なんです。結局お値段の問題だと思うのですが,看護婦が使いたくても,施設側のほうで賛成してもらえないというのが,一番大きな悩みじゃないか,ということです。
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