連載 看護ボヘミアン—出会いと発見のつれづれ・9
彩り
林 千冬
1
1東京大学大学院医学系研究科博士課程
pp.572-573
発行日 1994年6月1日
Published Date 1994/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904573
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事務のおねえさんと「看護婦」を除けば,ほとんど男所帯の「生活保護専門病院」.男ばかり100名近い集団とのおつきあいは,当時“お年頃”だった私にとって,またとない「男性観察」の機会でもあったからそれはそれでおもしろかった.けれど,人類の半分は女性.男ばっかの「ホモ社会」はやっぱり不自然なモノトーンの世界だった.そんな中にもわずかながらの彩りをかいま見た,そんな話—.
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