連載 看護ボヘミアン—出会いと発見のつれづれ・7
魔女のウインク
林 千冬
1
1東京大学大学院医学系研究科博士課程
pp.374-375
発行日 1994年4月1日
Published Date 1994/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904522
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連載の半分を費やしたこの「生活保護専門病院」の話.今回は少し話題を変えて,病院で一緒に働いた職員さんの話をしてみたい,職員といって最初に浮かんだのは,残念ながら「看護婦」ではなく付き添いのおばちゃんたちのこと.もちろん彼女たちは正式な職員ではない.「付き添い問題は日本の医療の恥部」なんて言うむきもあるようだが,基準看護を採用していない病院では何と言おうと彼女たちの存在が大きい.こうした病院で働いた経験のある人になら,きっと分かってもらえることだと思う.
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