ペリネータルケア・16
早産児の特徴—とくに極小未熟児の場合
竹内 徹
1
,
横尾 京子
2
1大阪府立母子保健総合医療センター
2大阪府立母子保健総合医療センター周産期2部
pp.273-276
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206426
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■はじめに
早産児(preterm baby)の臨床的な特徴を全般的に述べようとすれば,特に極小未熟児について解説すればすべてが網羅されることになろう.生命維持のための医療の進歩によって,従来なら表面に現われてこなかった問題や死亡によって徴候として出現する前に消滅していた問題が,日常の医療内容の重要な部分を占めるようになっており,早産児の問題もまさにこのような形で多様かつ複雑化してきたのであろう.
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