研究・調査・報告
助産婦学校養成所の継続事例に関する調査—昭和57,58年夏期助産婦専任教員研修会より
吉永 靖子
1
1厚生省看護課助産婦係
pp.304-308
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206430
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はじめに
厚生省では例年,現任教育の一環として,保健婦助産婦看護婦学校養成所の専任教員を対象に研修会を開催している。業務に支障なく参加できるという点から,夏期休暇の間に行なわれることが多く,昭和58年度に関しては,8月3〜6日(保健婦,助産婦課程)であった。
この会の主旨は,教育上の諸問題について研修を行ない,情報の交換をし教育内容の向上を図るという点においている。構成は,グループワークと講義とで枠組みされているが,グループワークを重点においており,テーマはその課程のもっている今日的な問題が選定される。わずか4日間の中で1つのテーマを曲がりなりにも完成させるということは,そのテーマが,日常業務の中で遭遇し,常に問題意識をもってみつめているものであったにしても,相当,主体的な参加が要求されており,またそのプロセスが重要視される。
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