研究・調査・報告
当校における助産婦教育の評価—看護技術の調査をもとに
加藤 奈智子
1
,
宮市 和子
1
,
河本 令子
2
,
谷川 美保子
2
,
西山 久美子
2
,
前田 恵子
2
1長崎大学医学部付属助産婦学校
2長崎大学医学部付属看護学校
pp.380-385
発行日 1979年6月25日
Published Date 1979/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205558
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はじめに
さきに助産婦雑誌第32巻11号で述べたように,助産婦教育は,母性のライフサイクルの妊娠・分娩・産褥にかかわる母児の健康管理ができる能力を養うことを主たる目的と考えるが,その過程において,母児およびそれをとりまく人々とのかかわりのなかから,母子保健指導者として幅広い人間性を培い,社会の要求に答えられる助産婦としての資質を身につけていかなければならないと考えている。
この教育目標に沿って1年間教育した結果,今回,学生の技術上の能力の到達度について調査してみる必要があると考えた。
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