研究・調査・報告
助産婦教育における継続事例への看護に関する調査—学生・臨床助産婦・事例それぞれの評価
古賀 千鶴子
1
,
山村 智恵子
1
,
佐藤 香代
1
,
斉藤 ひさ子
1
,
坂本 由紀子
2
,
薙野 ミエ子
2
,
上田 公代
2
,
緒方 ミサエ
3
,
田島 ヒサ
4
,
宮市 和子
4
,
加藤 奈智子
5
,
若松 かをい
6
,
竹之内 紀膺子
6
,
西久保 レイ子
7
,
先崎 圭子
7
1九州大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻
2熊本大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻
3熊本大学医学部附属病院
4長崎大学医学部附属助産婦学校
5長崎大学医学部附属病院
6鹿児島大学医学部附属助産婦学校
7鹿児島大学医学部附属病院
pp.244-253
発行日 1986年3月25日
Published Date 1986/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206841
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はじめに
昭和46年助産婦教育課程が改正されたが,そのとぎ発表された文部省の「助産婦学校教科内容解説」1)によると,母子保健管理実習の中で,母子を継続して看護を行なわせることが望ましいとされている。
これにともない九州地区4校でも,継続事例の看護を実施して10隼余になる。しかし,実施後の実状や問題点が必ずしも明らかとはいえなかった。そこで継続事例の効果的な教育を検討するために,学生・臨床助産婦・事例が継続事例の看護をどのように受けとめているかを調査したので,若干の考察を加えて報告する。
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