研究・調査・報告
母性看護実習における看護技術の評価—学生の臨床実習記録と自己評価の調査をとおして
前田 恵子
1
,
加藤 奈智子
2
,
河本 令子
3
1長崎大学医療技術短期大学部看護学科
2長崎大学医学部附属病院産婦人科
3長崎大学医学部附属看護学校
pp.154-159
発行日 1986年2月25日
Published Date 1986/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206821
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はじめに
近年,看護基礎教育においては,卒業時に習得すべき看護能力に関連して,教育目標を設定することが論じられている。
長崎大学医学部附属看護学校(以下,当校という)では,実習指導目標をかかげ,それにそって指導を行なってきたが,分娩数の減少に伴い,助産婦学校を併設している実習場で母性看護の実習効果をあげることに苦慮してきた。今回,当校の閉校にあたり,母性の看護実習評価の1つとして,母性看護技術の定着度を調査した。その結果から,検討課題を見い出したので報告する。
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