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産科看護のあり方
布留川 千江子
1
1大阪淀川キリスト教病院産科
pp.10-13
発行日 1963年7月1日
Published Date 1963/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202565
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はじめに
日増しに病院分娩が増加している時に,病院の大小をとわず不足がちな勤務者の中で,それぞれの方針,工夫にしたがって産科看護がなされていることと思います.
ここ淀川キリスト教病院は,ベット数120,産婦人科,内科,外科,小児科,耳鼻科をもつ中級の病院です.その名の示すように,プロテスタント,米国,南長老派教会がこの地域社会に,キリスト教精神による医療業務を行なう主旨をもって建てられたもので,設備,内容,方針などにおいても特殊な面があります.産科においても開院当時,ドクター・パウエルによって作られた基準指示を,改正,追加しながら,この方針にしたがって産科看護がなされています.
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