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入門講座 あなたは知っていますか? 現場で必要な医療知識・技術・4
画像評価
Diagnostic imaging for rehabilitation
釼持 洋美
1
,
小澤 里恵
1
,
宮越 浩一
1
Hiromi Kemmochi
1
,
Rie Ozawa
1
,
Koichi Miyakoshi
1
1亀田総合病院リハビリテーション科
1Kameda General Hospital
キーワード:
画像診断
,
機能予後
,
合併症
,
リスク管理
Keyword:
画像診断
,
機能予後
,
合併症
,
リスク管理
pp.1297-1303
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203285
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はじめに—なぜ画像評価が必要なのか
近年では在院日数の短縮や自宅退院率の向上が求められており,リハビリテーション診療は大きな役割をもつ.ここでは発症早期からの積極的リハビリテーション治療が必要となり,適切な治療計画を立てることが求められる.この治療計画においては,機能予後の予測や合併症リスクのスクリーニングが必要となり,画像評価は重要な情報源となり得る.リハビリテーション診療の対象は障害を生じ得るすべての疾患や外傷であり,守備範囲は広く,その知識の習得は必ずしも容易ではない.本稿では,リハビリテーション診療の対象として代表的な疾患である脳卒中と運動器疾患について,基本的画像評価の方法を解説する.
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