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特集 脳卒中患者の外来リハビリテーション
脳卒中片麻痺による上肢機能障害に対する外来作業療法の実践—随意運動介助型電気刺激IVESを中心に
Practice report in outpatient occupational therapy to upper limb dysfunction due to stroke hemiplegia—about mainly Integrated Volitional control Electrical Stimulator
宗村 麻紀子
1
,
原 行弘
2
Makiko Sohmura
1
,
Yukihiro Hara
2
1日本医科大学千葉北総病院リハビリテーション科
2日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野
1The Department of Rehabilitation Medicine, Nippon Medical School Chiba Hokusoh Hospital
キーワード:
随意運動介助型電気刺激
,
脳卒中
,
片麻痺
,
ロボット療法
,
直流電気刺激
Keyword:
随意運動介助型電気刺激
,
脳卒中
,
片麻痺
,
ロボット療法
,
直流電気刺激
pp.871-878
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200731
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はじめに
日本の少子高齢化による社会保障制度の財政逼迫を背景に,医療・介護の制度改革においては,これまで急性期医療の機能拡充,地域包括ケアシステムの構築に向けての報酬体系の見直しがなされてきた.さらに,2012年に成立した社会保障と税の一体改革により拍車が加わり,いわゆる団塊の世代の全員が後期高齢者となる2025年を見据えて多様なニーズに対応するため,病院機能の分化推進とともに,外来医療の機能分化が図られつつある.殊に,大規模病院の外来診療においては,一般外来の縮小と専門外来の充実が求められている.
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