Japanese
English
特集 不全頸髄損傷とリハビリテーション
病態と障害分類
Pathology and Impairment Classification of Incomplete Tetraplegia.
福田 文雄
1
,
植田 尊善
1
Fumio Fukuda
1
,
Takayoshi Ueta
1
1総合せき損センターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation, Spinal Injuries Center
キーワード:
頸髄損傷
,
改良Frankel分類
,
改良Zancolli分類
Keyword:
頸髄損傷
,
改良Frankel分類
,
改良Zancolli分類
pp.323-327
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109202
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はじめに
頸髄損傷は大きく分けて完全麻痺と不全麻痺がある.不全麻痺のなかでも,重篤な四肢麻痺となり生涯車椅子で全介助を要する例から,車椅子で自立できるレベル,または杖を使用して歩行可能となる例まで,その障害の程度はさまざまである.本稿では不全頸髄損傷の病態について解剖学的所見,受傷機転から解説し,障害分類については当センターで考案した改良Frankel分類と改良Zancolli分類を紹介する.
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