Japanese
English
ナースのためのリハビリテーション講座
6.慢性関節リウマチによる骨関節障害
Skeletal Impairments due to Rheumatoid Arthritis.
根本 明宜
1
,
玉井 稔子
2
,
安藤 徳彦
1
Akinori Nemoto
1
,
Toshiko Tamai
2
,
Norihiko Ando
1
1横浜市立大学医学部附属病院リハビリテーション科
2横浜市立大学医学部附属病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital
2Yokohama City University Hospital
キーワード:
慢性関節リウマチ
,
リハビリテーション看護
,
障害予防
Keyword:
慢性関節リウマチ
,
リハビリテーション看護
,
障害予防
pp.575-580
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108685
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下,RA)のこれまでの治療は薬物療法も対症療法であり,手術療法も失われた機能の再建が主な治療であった.リハビリテーションにおいても骨関節機能障害に対する代償的な治療方法に主眼のおかれた成書が多い.しかし,最近の早期RAの考え方,薬物療法の進歩等より,障害予防を主眼とする治療が考えられるようになっている.RAのリハビリテーションの目標はあくまでも障害予防であり,障害の進行防止である.
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