Japanese
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実践講座 コミュニケーション用機器とソフト
4.視覚障害児者用コミュニケーション機器
The Communication Aide for the Visually Handicapped People.
加藤 俊和
1
Toshikazu Kato
1
1社会福祉法人日本ライトハウス点字情報技術センター
1Technical Center of the Tactual Information, Nippon Light House
キーワード:
視覚障害児者
,
コミュニケーション機器
,
情報の音声・点字化
,
コンピュータ
Keyword:
視覚障害児者
,
コミュニケーション機器
,
情報の音声・点字化
,
コンピュータ
pp.334-338
発行日 1995年4月10日
Published Date 1995/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107842
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はじめに
視覚障害児者に関するコミュニケーションハンディキャップを補う有効な手段は,通常の目で見る文字や図形を音声や点字で読み書きする相互変換である.しかし約36万人と推計されている視覚障害児者のうち,半数以上は通常の文字等をそれぞれに適した大きさに拡大すれば読むことができる.一方,点字を十分に読み書きできる視覚障害児者は3~4万人程度であって,当然のことながら「視覚障害児者のコミュニケーション=点字」だけではないことを認識しておく必要がある.
なお,ここでは,目の健常な人を「晴眼者」,晴眼者が用いる通常の文字を「墨字(スミジ)」とし,機種は主なものを掲げた.
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