Japanese
English
特集 リハビリテーション医学における疫学
脊髄損傷の疫学
Epidemiology of Spinal Cord Injury.
新宮 彦助
1
Hikosuke Shingu
1
1山陰労災病院
1San-in Rosai Hospital
キーワード:
脊髄損傷
,
発生頻度
,
疫学
Keyword:
脊髄損傷
,
発生頻度
,
疫学
pp.738-742
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107437
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はじめに
日本の外傷性脊髄損傷(以下,脊損と略す)疫学調査は鳥取県について1988年度より開始し,ついで1989年度に西日本,東海,北海道地区について行われた.人口の少ない県では実数把握が可能であるが,人口の多い県では全国疾学調査マニュアルに従って脊損者発生数を推計する必要があった.
日本全国については日本パラプレジア医学会脊損予防委員会が1990年度から3年間にわたって疫学調査を実施している.
これらのうち鳥取県についての3年間の調査結果と1990年度の全国調査結果について報告する.
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