第29回日本リハビリテーション医学会学術集会会長になられた兵庫県立総合リハビリテーションセンター 澤村誠志氏

　澤村誠志博士は1969年から20数年間にわたり兵庫県リハビリテーションセンターに勤務され，現在は同センター長と兵庫県身体障害者更生相談所長を兼任されている．この他日本リハビリテーション医学会の理事をはじめ数々の関連機関の役員を委嘱され，医療・福祉の両分野にわたって幅広い実践活動を続けられている．お仕事の範囲も切断と義肢から身体障害者問題に広がり，現在は高齢者問題，特に地域の保健・医療・福祉活動のネットワークづくりに力を注がれ，関係者の注目を集めている．

　1989年に神戸で開催された第6回国際義肢装具連盟（ISPO）世界会議では，事務局長として重責を果たされたが，長年にわたる義肢装具界でのご活躍が高く評価され，先生は連盟役員会からISPOの次期会長に推薦されている．