Japanese
English
研究と報告
脳損傷者の就業と生活レベル
The Present Status of the Employment and Quality of Life Brain Damaged People.
高橋 洋
1
,
安倍 基幸
1
,
岩城 和男
1
,
半田 肇
1
Hiroshi Takahashi
1
,
Motoyuki Abe
1
,
Kazuo Iwaki
1
,
Hajime Handa
1
1浜松労災病院リハビリテーション診療科
1Hamamatu Rosai Hospital.
キーワード:
脳損傷者
,
就業
,
生活レベル
Keyword:
脳損傷者
,
就業
,
生活レベル
pp.1011-1015
発行日 1987年11月10日
Published Date 1987/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106668
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はじめに
近年リハビリテーション(以後リハと略す)は障害者の生活の質Quality of life(QOL)の向上をめざす方向をとっている.そのためにはQOLの判定基準をどこにおくかを明確にする必要がある.そこで我々はQOLの基準研究の基礎としてまず浜松市およびその周辺都市を含めた静岡県西部地区の脳損傷者について総合的な実態調査を行った.
QOLの解釈はまだ十分検討されておらず,従ってその評価も確立したものであるとはいい難い.そこで,QOLに関係が深いと思われる復職および大川1)試案でいう生活レベルについて調査したのでこれを報告したい.
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