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特集 国際協力
職業リハビリテーションと国際協力―横浜・国際シンポジウムより
International Cooperation in the Field of Vocational Rehabilitation: from the International Symposium '88・YOKOHAMA.
小川 孟
1
Hajime Ogawa
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
1Yokohama Rehabilitation Center.
キーワード:
情報交換
,
技術協力
,
開発援助
Keyword:
情報交換
,
技術協力
,
開発援助
pp.423-425
発行日 1989年6月10日
Published Date 1989/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106072
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はじめに
1988年の第16回リハビリテーション世界会議が閉幕した翌9月10日,同世界会議のポストコングレスとして,“重度障害者の就労機会の新たな展開を求めて”と題する「横浜・国際シンポジウム」が開催された.前年,新横浜に開設されたばかりの横浜市総合リハビリテーションセンターの会場には,海外22カ国から参加した39人を含めて130人の職業リハビリテーション関係者が集まり,日頃接することの少ない諸外国の実情をじかに聞き,共通する課題について話し合う機会が持たれたのである.その模様については本誌(16巻12号,983頁)に高木美子さんが印象記をお書きになっているので参照していただければ幸いである.
本稿に与えられたテーマは,このポストコングレスから「職業リハビリテーションと国際協力」について述べるようにということであるが,今回の国際シンポジウムのような,民間組織による人的交流や情報交換とともに,国・政府レベルの経済援助や技術協力という文字どおりの国際協力も職業リハビリテーションの分野で行われるようになったので,それらを含めて紹介したいと思う.
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