Japanese
English
特集 国際交流・協力
リハビリテーション技術と国際協力
International coorperation in the medical rehabilitation field.
田口 順子
1,2
Yoriko Taguchi
1,2
1国際医療技術交流財団
2元・JICA青年海外協力隊
1JIMTEF
2JICA, JOCV
キーワード:
国際協力
,
リハビリテーション技術分野
,
障害者支援
,
CBR
Keyword:
国際協力
,
リハビリテーション技術分野
,
障害者支援
,
CBR
pp.605-611
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101544
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ODAを通しての国際協力
国際協力機構(JICA)は2008年10月,国際協力銀行(JBIC)の政府開発援助(ODA)部門と統合し,総合的な援助機関として新らしくスタートした.今回の統合により,①技術協力,②有償資金協力,③無償資金協力を3本柱として援助手法を一元化し,途上国の多様なニーズに合わせて草の根レベルまでの国際協力を進めることになった.
JICAでは,障害者支援を重点事業の一つとして組み込んでおり,障害者を福祉サービスの対象としてのみとらえるのではなく,地域社会で当たり前に生活し,さらに開発の担い手として社会活動に参画するための支援を重視している.本項では,地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)と関連した国際協力の経緯を述べる.
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