Japanese
English
特集 新しい治療法
リズム訓練
Exercise with Rhythm.
森本 茂
1
,
真野 行生
2
Shigeru Morimoto
1
,
Yukio Mano
2
1奈良県立医科大学リハビリテーション部
2奈良県立医科大学神経内科
1Central Rehabilitation Servicese, Nara Medical University.
2Department of Neurology, Nara Medical University.
キーワード:
リズム訓練
,
動作能
,
クロックパルス
Keyword:
リズム訓練
,
動作能
,
クロックパルス
pp.27-31
発行日 1988年1月10日
Published Date 1988/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105753
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はじめに
運動療法とリズムという言葉は関連性が高く,たとえば様々な運動療法の手段において“リズムカルに行う”ことが重要である場合が多い.リズム訓練としては,古くより手拍子に合わせ,あるいはメトロノームに合わせ,歩行訓練を行ったり,協調運動訓練を行ったりしてきているが,その根拠となる理論,歴史は明らかでなく,現在のリハビリテーション医学の研究分野でも,リズムそのものをテーマにしているものは決して多くない.国内では中村,宮崎,神田,宇尾野などの研究があり,国外では,psychological-physiology,human behaviorの分野で研究がなされている.
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