Japanese
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研究と報告
高知県における早期療育下の脳性麻痺の推移(その1)
The Result of Early Treatment of Cerebral Palsy in Kochi Prefecture.
江口 壽榮夫
1
,
市川 徳和
1
,
石井 秀典
1
,
國富 康彦
1
Sueo Eguchi
1
,
Norikazu Ichikawa
1
,
Hidenori Ishii
1
,
Yasuhiko Kunitomi
1
1高知県立子鹿園
1Kojika-en Kochi Prefectural Institute for Crippled Children.
キーワード:
発生率
,
治療効果
Keyword:
発生率
,
治療効果
pp.359-365
発行日 1986年5月10日
Published Date 1986/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105593
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はじめに
高知県における脳性麻痺(以下CPと略す)について,昭和50年以前に出生した患者で確実に調査しえた742人の経年的追跡調査を行い,患者発生数の増減とその死亡率,CPの三大原因,CPの病型と死亡率,子鹿園における治療,てんかんの合併,介助の度合いと死亡率,介助者,就学,補装具の使用,身体障害者等級,結婚,職業などについて,昭和58年1月現在の調査結果を,本誌12巻3号1),4号2)に(その1),(その2)と分けて発表した.今回は,昭和59年8月現在の時点で,昭和51~58年に出生したCP患者について,高知県での早期訓練を実施している子鹿園と他の2病院の協力で,特に,早期発見,早期訓練との関連に重きをおいて実情を調査した結果と課題を2回に分けて報告する.
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