Japanese
English
特集 痙縮と固縮
痙性麻痺と固縮に対する薬物療法
Drug Therapy for Spastic Paralysis and Rigidity.
安藤 一也
1
Kazuya Ando
1
1国立武蔵療養所神経センター
1National Center for Nervous, Mental and Muscular Disorders.
キーワード:
痙性麻痺
,
固縮
,
抗痙縮薬
,
抗パーキンソン薬
Keyword:
痙性麻痺
,
固縮
,
抗痙縮薬
,
抗パーキンソン薬
pp.341-347
発行日 1986年5月10日
Published Date 1986/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105590
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はじめに
臨床上,筋トーヌスの亢進には痙縮(spasticity),固縮(rigidity),ジストニー(dystonia),筋硬直(myotonia),筋攣縮(spasm)など種々のものがあるが,痙縮と固縮を伴う疾患の頻度がもっとも高く,リハビリテーションの立場からもその対策が必要となる.痙縮と固縮に対する薬物療法は最近かなり進歩してきているが,多くの場合にその効果には限界があり,理学療法と合せて運動機能の改善を計ることが重要である.
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