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実践講座 治療効果判定に役立つ病的歩行の診かた・1【新連載】
脳卒中痙性片麻痺
Spastic hemiplegia of stroke
菊地 尚久
1
Naohisa Kikuchi
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Chiba Rehabilitation Center
キーワード:
脳卒中
,
痙性麻痺
,
歩行障害
,
評価
Keyword:
脳卒中
,
痙性麻痺
,
歩行障害
,
評価
pp.483-487
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202223
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はじめに
脳卒中片麻痺における痙縮は,歩行の大きな阻害因子となる1).脳卒中の下肢痙縮による代表的な変形は反張膝,尖足,足部内反,足趾屈曲などである2).これらの痙縮に伴う変形により,歩行能力が低下する.本稿では脳卒中痙性片麻痺の歩行に必要な評価として,痙縮の評価,下肢痙縮による変形の評価,歩行に関するさまざまな評価について述べる.
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