書評
―岩倉博光(帝京大学)監訳―リハビリテーション基本手技
足立 徹也
1
1横浜市立大学
pp.863
発行日 1984年11月10日
Published Date 1984/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105278
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我が国においても近年リハビリテーション医療の進歩はめざましい.しかしリハ専門スタッフのいない病院も多い.そのような場合,本来リハ専門スタッフに要求される治療計画をナースが行わなければならないことも多い.この事は米国においても同様らしい.本書はヒューストンのローズウッド総合病院とベイラー医科大学においてリハビリテーションナーシングの向上のためのマニュアルをもとに作られた.
本書は10章よりなり,主として片まひ,脊損,パーキンソン症候群,関節炎について,病態生理,理学療法,心理,ADL,車椅子,排せつ,褥創の問題にわたって述べている.
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