一頁講座 人工関節・11
生体材料
大井 淑雄
1
1自治医科大学整形外科・リハビリテーション・センター
pp.915
発行日 1984年11月10日
Published Date 1984/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105288
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生体組織はそれ自体が細胞レベルでの活発な物質代謝を行っているが,機能が消失したり,組織自体が欠損してしまった場合どのようにしてこれを補うかという問題は結構興味あるものである.
生体材料の理想的な条件としてのbiocompatibilityとかstabilityを始めとする諸々のものについては,今までにも討議されていると思うから触れないことにするが,生体材料は川原春幸氏の述べているように極端ないい方をすれば2種類に分かれるのである.
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