書評
「リハビリテーション基礎医学」―上田敏・千野直一・岩倉博光編
寺山 久美子
1
1東京都心身障害者福祉センター
pp.261
発行日 1984年4月15日
Published Date 1984/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103074
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リハビリテーション医学(ここでのリハビリテーションのことばの使い方から言って運動障害医学と言った方がよいが)は臨床医学の一分野として市民権を得るべく,関係者一同懸命に努力中である.いわばリハビリテーション医学は発展途上にあると言ってよい.本著者が「リハビリテーション基礎医学」と考えるのは,運動学,機能回復の基礎医学,運動治療学の3つである.その他「高次神経機能治療学」もまたこれから確立すべき基礎分野としてあげている.
本書の全体は次の6部で構成されている.
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