巻頭言
リハビリテーション医学について
安藤 徳彦
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
pp.79
発行日 1978年2月10日
Published Date 1978/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103930
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このような場所に身の程も知らず何かを書いたりすることに,ひどい躊躇を感ずるのであるが,若手にも意見を出させることにしたのだという編集委員の方々の御意向を洩れ伺ったので書かせて頂くことにした.
私は若手リハ医師の会の仲間に入れてもらっている.この会は,将来リハビリテーション医になろうと志す者がお互いの激励と情報交換を目的に肩を寄せ合うように集った,お茶飲み会が発端であった.以来数年,勉強会を企画実行したり,リハビリテーション医学会に研修会の開催を要望したり,その都度,周囲の諸先輩の暖かい御理解を頂いて高い成果を挙げることができたと思っている.会員数も増加し,会員自身も次第に成長しつつある今日,この会の在り方についても一つの転換期を迎えた感じがするが,今後の発展をさらに期したい.
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