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特集 非外傷性脊髄麻痺のリハビリテーション
頸椎症性脊髄症による手の機能障害―その評価と作業療法
Dysfunction of the Hand due to Cervical Myelopathy: Evaluation and Occupational Therapy.
大川 嗣雄
1
,
生田 宗博
1
Tsugio Ohkawa
1
,
Munehiro Ikuta
1
1横浜市大病院リハビリテーション科
1Dept. of Rehabilitation Medicine. Yokohama City University Hospital.
キーワード:
作業療法
,
不全麻痺
,
リーチ機能
,
手指機能
Keyword:
作業療法
,
不全麻痺
,
リーチ機能
,
手指機能
pp.815-821
発行日 1977年11月10日
Published Date 1977/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103872
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非外傷性の脊髄の障害からおこって来る手の機能障害には多くのものが考えられよう.しかし,作業療法の対象となるものは,基本的には,手・手指の機能がある程度は残存していて,改善の余地のあるものがほとんどになる.すなわち,言い換えれば,手の不全麻痺がその対象とも言える.
そこで,今回は昭和46年から昭和52年の7年間に当科の作業療法部門で扱った非外傷性脊髄麻痺のうち,頸椎症性脊髄症および,後縦靱帯骨化症による手の機能障害とその作業療法についてのべる.
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