連載 単純X線写真 読影達人への第一歩・第9回
頸椎症性脊髄症
大坂 祐樹
1,2
,
古谷 英孝
1,2
Yuki OSAKA
1,2
,
Hidetaka FURUYA
1,2
1苑田第三病院リハビリテーション科
2苑田会東京脊椎脊髄病センターリハビリテーション科
pp.1383-1387
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203266
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症例情報
●基本情報:70歳台,男性.
●診断名:頸椎症性脊髄症(cervical spondylotic myelopathy:CSM).
●主訴:両手指のしびれ・巧緻性低下,歩行時のふらつき.
●現病歴:約2年前から手指のしびれを認めていた.2か月前から両手指の巧緻性低下を認める.その後,転倒を繰り返すようになり整形外科を受診し,CSMの診断を受ける.
●理学療法評価
しびれ:両手指,握力(右/左):21/24kg,腱反射:両膝蓋腱反射亢進,Grip and Release Test(右/左):12/18回,Berg Balance Scale:39点.
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