Japanese
English
研究と報告
慢性関節リウマチ患者の生活実態―退院患者の追跡調査から
Follow-up Study on Daily Livings of Patients with Rheumatoid Arthritis.
岡崎 健
1
,
小林 はつい
1
,
渡辺 節子
1
,
高橋 和子
1
,
大森 ミサ
1
,
矢部 貴美子
1
Ken Okazaki
1
,
Hatsui Kobayashi
1
,
Setsuko Watanabe
1
,
Kazuko Takahashi
1
,
Misa Omori
1
,
Kimiko Yabe
1
1神奈川県総合リハセンター七沢病院
1Nanasawa Hospital.
キーワード:
慢性関節リウマチ
,
リハビリテーション
,
追跡調査
,
社会的諸問題
Keyword:
慢性関節リウマチ
,
リハビリテーション
,
追跡調査
,
社会的諸問題
pp.211-215
発行日 1977年3月10日
Published Date 1977/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103756
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はじめに
慢性関節リウマチ(以下RA)患者は全人口に比し,日本ではdefinite以上0.1~1.0%,probableを入れると0.2~1,5%1)と考えられているが,病因は不明で,治療や医学的リハビリテーションの研究は,実際に行なわれてはいるが,その専門的医療機関の数は限られており,当然受診可能な患者も限定されてくる.幸いにもリハビリテーションを受けることができた患者が訓練体験を有意義に生かしているかどうか,実生活での要望は何であるかを知るために,七沢病院の退院患者を対象としてリハビリテーションの効果の追跡と今後緊急に要する対策を生活実態から把握する目的で調査を行なった.
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