Japanese
English
資料
高齢慢性関節リウマチ患者の在宅における生活状況—アンケートによる実態調査
Fact Study of Life Style of Elderly Patients with Rheumatoid Arthritis
多久島 寛孝
1
,
忽那 龍雄
1
,
小野 ミツ
1
,
水主 いづみ
1
,
木村 裕美
1
Hirotaka Takushima
1
,
Tatsuo Kutsuna
1
,
Mitsu Ono
1
,
Idumi Suisyu
1
,
Hiromi Kimura
1
1佐賀医科大学地域保健・老人看護学講座
1Department of Community Health・Geriatric Nursing of Saga Medical School
キーワード:
慢性関節リウマチ
,
高齢患者
,
生活状況
,
介護支援
,
rheumatoid arthritis
,
elderly patient
,
life style
,
nursing support
Keyword:
慢性関節リウマチ
,
高齢患者
,
生活状況
,
介護支援
,
rheumatoid arthritis
,
elderly patient
,
life style
,
nursing support
pp.173-180
発行日 2000年11月1日
Published Date 2000/11/1
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
65歳以上の高齢慢性関節リウマチ患者の在宅における生活状況を明らかにし,在宅における介護支援について検討するために実態調査を行った.
【方法】:佐賀医大整形外科リウマチ専門外来における65歳以上の患者80名に対して,在宅福祉サービスの利用状況,日常生活を送るうえで困っていること,生きがいや趣味,日常生活動作の4項目についてアンケート調査を行った.
【結果】:1.在宅福祉サービス利用率は23.8%と低率であった.2.日常生活を送るうえで困っていることは,痛み,身体の不自由さ,疲れやすさなどの症状が認められ,このうち痛みは48名(60%)であった.3.生きがいや趣味は,読書など1人での楽しみをあげるものが多かった.4.ADLは,コミュニケーションが最も得点率が高く,入浴動作が最も低かった.また,在宅サービス利用者は,8つの動作すべてにおいて,未利用者よりも低かった.
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