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特集 リハビリテーション関連職種の教育
義肢装具製作技術者の養成における問題点
Current Status in the Education and Certification of Prosthetic and Orthotic Technicians.
加倉井 周一
1
Shuichi Kakurai
1
1東京都補装具研究所
1Tokyo Metropolitan Prosthetic and Orthotic Research Institute.
キーワード:
義肢装具士
,
義肢装具製作技能士
,
教育
Keyword:
義肢装具士
,
義肢装具製作技能士
,
教育
pp.881-887
発行日 1976年11月10日
Published Date 1976/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103659
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はじめに
義肢装具がかつてのように医師の処方のあと,ほぼ全面的に製作技術者の手にゆだねられてきた時期が過ぎ去り,リハビリテーションの一環である切断者クリニックとして多くのspecialistからなるチーム・アプローチが要求されるようになってから久しいが,具体的な展開は遅々として進まないのが現状である.
本号でとりあげた関連職種(allied health professions)の中でも義肢装具製作技術者はものを作るという技術の他に,大多数の民間製作業者はたとえ零細企業であれ設備資本をもっているのでそのことに対する配慮を払わねばならないという点で特微がある.本稿では現在わが国の義肢装具製作技術者が置かれた現況と今後の養成のあり方,ならびに問題点について述べてみたい.
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