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特集 フットケア・足病医学――歩行・生活を守るチーム医療の確立
義肢装具士の立場から
From the standpoint of prosthetist & orthosist
大平 吉夫
1
Yoshio OHIRA
1
1日本フットケアサービス株式会社代表取締役社長
キーワード:
義肢装具士
,
フットウェア
,
インソール
,
靴
,
足病変
Keyword:
義肢装具士
,
フットウェア
,
インソール
,
靴
,
足病変
pp.222-225
発行日 2021年7月17日
Published Date 2021/7/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27803222
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高齢者や糖尿罹患者の増加,健康増進法の制定などに伴い,足に対する注目度が年々増していると感じる.また,ウォーキングやジョギングなど健康志向もあり,足の疾患を訴える人が増加しているようにも見受けられる.これら状況のなかで,包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)の足病変(以下,足病変)に対するフットウェアデバイス(インソールや足底装具,靴や靴型装具,短下肢装具やその他下肢装具など,足に装着する履物の総称.以下,フットウェア)の役割は,プライマリケアからセカンダリーケアまで多岐にニーズがあり,それぞれに重要な役割を担っている.義肢装具士は専門職として,適切なフットウェアを提供するために,チーム医療の一員としての役割を果たしていかなければならない.また,今後より多くの義肢装具士が足病変の専門知識を有し,創傷治療に参画できるよう,後進の育成にも注力する必要がある.
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