特集 切断と義肢
日本リハビリテーション医学会義肢装具委員会の歩み
沢村 誠志
1
,
加倉井 周一
1
,
飯田 卯之吉
1
,
初山 泰弘
1
,
土屋 和夫
1
,
武智 秀夫
1
,
渡辺 英夫
1
1兵庫県リハビリテーションセンター
pp.215
発行日 1976年3月10日
Published Date 1976/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103501
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日本リハビリテーション医学会義肢装具委員会は義肢装具の具体的な改善発展を目標とし,本年度も活動を行った.義肢装具のこれらの課題は,教育,価格,研究開発および規格,情報収集,医療保償いずれをとっても複数の行政官庁にまたがる問題が含まれ,これが問題解決上の障害となっている.この意味で,昭和49年10月22日に身体障害者福祉審議会(厚生省社会局)に補装具小委員会が発足し,本委員会が主張しつづけてきた問題点がはじめて爼上にのるようになり,昭和50年2月6日に,さらに,教育,価格,研究開発,情報資料に関する専門分科会が設置されたことは大きな発展とうけとめている.この補装具小委員が,学会,製作者などと行政間とのパイプ役としてはたす役割はきわめて大きいと考えられる.以下,本委員会の最近での活動について報告する.
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