書評
―日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会 編―義肢装具のチェックポイント(改訂第2版)
土屋 弘吉
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1神奈川県総合リハビリテーション事業団七沢障害交通リハビリテーション病院
pp.175
発行日 1983年3月10日
Published Date 1983/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104911
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本書の初版が発刊されたのは,昭和52年12月であり,それからまさに5年の歳月を経てこのたび第2版の発刊を見るに至ったことはまことに喜ばしい.
顧みれば,昭和48年から国立身体障害センターにおいて,厚生省主催の補装具適合判定医師研修会が開始され,日本整形外科学会および日本リハビリテーション医学会はその趣旨に賛同していち早く後援者となった.しかし講習会も回を重ねて第6回を迎えたころ,義肢装具のチェックポイントの要点をまとめて研修の資料とすることができるならば,講習会を進める上にもはなはだ有益であろう,との声が講師陣の中から高まり,昭和52年日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会とが編者となり,講師陣の諸氏が執筆者となって立派な教材が出来上った.これが本書の初版誕生の経緯である.
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