Japanese
English
特集 痙縮と固縮
痙縮の評価と物理療法
Spasticity; Evaluation and Physical Therapy.
明石 謙
1
,
岡本 卓爾
2
Ken Akashi
1
,
Takuji Okamoto
2
1川崎医科大学リハビリテーション科
2岡山大学工学部電子工学科
1Kawasaki Medical School, Dept. of Rehabilitation Medicine.
2Okayama University. Dept. of Electroengineering.
キーワード:
痙縮
,
評価
,
物理療法
Keyword:
痙縮
,
評価
,
物理療法
pp.801-809
発行日 1975年10月10日
Published Date 1975/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103411
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Ⅰ.刺激―筋力曲線による痙縮の定量化について
筋を直接駆動する遠心性刺激のインパルス数は,中枢からの随意命令だけでなく,筋紡錘やゴルジ腱器官などの受容器から帰ってくる不随意命令や,筋の状態によってきまる種々のパラメータにも支配される.
われわれが筋の電気刺激とそれによって発生する筋力との関係をしらべるうちに気づいたことは,痙性麻痺患者の小指外転筋が建康人よりも少ない周波数により筋の攣縮状態をきたすことで,これが前述の種々のパラメータと無関係でないことに気づき,次の実験を行った.
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