Japanese
English
紹介
記憶代償手段としてのオンラインスケジューラーサービスの紹介
Introduction of the on-line scheduler service as a compensatory memory device.
加藤 貴志
1
,
岸本 周作
1
,
二ノ宮 恵美
1
,
佐藤 俊彦
1
,
井野辺 純一
1
Takashi Kato
1
,
Shusaku Kishimoto
1
,
Megumi Ninomiya
1
,
Toshihiko Sato
1
,
Jun-ichi Inobe
1
1井野辺病院総合リハビリテーションセンター
1Inobe Hospital Rehabilitation Center
キーワード:
記憶障害
,
記憶代償手段
,
オンラインスケジューラーサービス
Keyword:
記憶障害
,
記憶代償手段
,
オンラインスケジューラーサービス
pp.261-264
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101469
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はじめに
記憶障害のリハビリテーションでは,適切な記憶代償手段の導入を図ることが重要である.Ciceroneら1)は認知リハビリテーションのエビデンスについてまとめ,記憶障害に対しては記憶代償手段の使用が推奨されることを報告している.近年,記憶代償手段としてデジタル機器の有効性を紹介する報告が増えており2),今後もデジタル機器の進歩に伴い,より有効な記憶代償手段の発展が期待される.
今回われわれは,インターネット上で入力された予定の管理を行うスケジューラーサービス(以下,スケジューラー)を記憶代償手段として応用し,シングルケースデザインを用いて,その効果を検討した.症例を通して,スケジューラーについて報告する.
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