Japanese
English
特集 リハビリテーション医療の費用と効果
医療現場からの報告―回復期リハビリテーション病棟;小倉リハビリテーション病院
Recovery phase rehabilitation ward―Kokura Rehabilitation Hospital.
浜村 明徳
1
,
藤田 雅章
1
,
田中 正樹
1
,
合志 勝子
1
Akinori Hamamura
1
,
Masaaki Fujita
1
,
Masaki Tanaka
1
,
Katsuko Koushi
1
1医療法人共和会小倉リハビリテーション病院
1Kokura Rehabilitation Hospital
キーワード:
回復期リハビリテーション
,
病棟リハビリテーション
,
効果
Keyword:
回復期リハビリテーション
,
病棟リハビリテーション
,
効果
pp.535-542
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100780
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当院の概要とリハビリテーションの位置づけ
当組織(共和会)は,昭和38年,精神科を基盤に発足した医療法人である.老人保健施設やデイケアを制度施行当初から開設するなど,高齢者医療やケアに先駆的に取り組んできた.また,昭和57年,精神科病床を廃止し,高齢者中心の慢性期医療に転換している.
平成10年には,病院の慢性期医療と併設する老人保健施設(150床)のケアを明確にし,役割分担すべく,病院機能の中核をリハビリテーションに置き,機能の再編に着手した.この時点で従来の理念等も見直し,表1に示すような行動基準を整理した.
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