Japanese
English
特集 リハビリテーション医療の費用と効果
医療現場からの報告―脳卒中専門病院;ボバース記念病院
The efficacy of focused multidisciplinary rehabilitation in postacute stroke.
畠中 めぐみ
1
,
宮井 一郎
1
Megumi Hatakenaka
1
,
Ichiro Miyai
1
1ボバース記念病院神経リハビリテーション研究部
1Neurorehabilitation Research Institute, Bobath Memorial Hospital
キーワード:
回復期リハビリテーション
,
ストロークユニット
,
脳卒中
,
多角的リハビリテーション
Keyword:
回復期リハビリテーション
,
ストロークユニット
,
脳卒中
,
多角的リハビリテーション
pp.529-534
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100779
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はじめに
脳卒中に対するリハビリテーション介入の有効性は,randomized controlled trial(RCT)での証明が不可欠であり,これによって国際的なコンセンサスが得られているのは欧米の脳卒中ユニット(stroke unit;SU)というリハビリテーション環境の有効性である.SUの有効性は,歩行,日常生活動作(ADL),自宅復帰率の向上,在院日数の短縮,医療費の軽減,生存率の向上に対して認められる.SUが有効な理由として,リハビリテーション治療の頻度1),早期リハビリテーションの効果2),多角的専門チームアプローチや家族の訓練があげられている3).
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