Japanese
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短報
脳卒中リハビリテーションにおけるシロスタゾールの有用性
A study of the effect of cilostazol on rehabilitation outcome of stroke:using Functional Independence Measure(FIM).
渡辺 弘美
1
Hiromi Watanabe
1
1七沢リハビリテーション病院内科
1Department of Internal Medicine, Nanasawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
脳卒中
,
シロスタゾール
,
FIM
Keyword:
脳卒中
,
シロスタゾール
,
FIM
pp.989-992
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100398
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はじめに
抗血小板剤シロスタゾール(商品名:プレタール(R))は,抗血小板作用1)以外にも血管拡張作用2),内皮機能改善作用3)などを有し,脳梗塞再発予防薬として使われている.しかし,脳梗塞後のリハビリテーションに対する効果についてはまだほとんど検討されていない.そこで今回,当院に入院した患者を対象に,シロスタゾール投与群と非投与群で,リハビリテーションによる効果に違いがあるかどうかを検討した.リハビリテーションの効果の指標としては,ADL(Activity in Daily Living)の評価方法であるFIM(Functional Independence Measure)を用いた.retro-spective case control studyで検討した.
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