連載 中間管理職の悩み・第1回【新連載】
管理職は何をすればよいのでしょうか?
村永 信吾
1
Shingo MURANAGA
1
1医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション事業管理部
pp.854-855
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203128
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はじめに
中間管理職は,組織運営の要となる非常に重要なポジションです.身体に例えると「腰」のような位置づけで,上部と下部を連結しそれぞれの相反する動きを吸収しつつ連動し,ダイナミックな身体活動をするために不可欠な役割と言えます.「腰」はストレスにさらされやすく,痛めると上部と下部の連動が妨げられ,思うように動けなくなります.つまり,組織の活動性は,「腰」の役割となる中間管理職の動きが鍵と言えます.本稿では,中間管理職を理学療法部門のトップ(部課長)とスタッフとの間に位置している管理職(主任など)と想定して説明します.
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