Close-up BCP
医療施設リハビリテーション部門におけるBCP策定の具体的ポイント—COVID-19対応を例に
彦田 直
1,2
,
池田 一樹
1
,
村永 信吾
2
Nao HIKOTA
1,2
,
Kazuki IKEDA
1
,
Shingo MURANAGA
2
1医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション室
2医療法人鉄蕉会医療管理本部リハビリテーション事業管理部
キーワード:
BCP
,
COVID-19
,
リハビリテーション医療
Keyword:
BCP
,
COVID-19
,
リハビリテーション医療
pp.1463-1466
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203285
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はじめに
「大地震などの自然災害,感染症のまん延,テロなどの事件,大事故,サプライチェーン(供給網)の途絶,突発的な経営環境の変化など不測の事態が発生しても,重要な事業を中断させない,または中断しても可能な限り短い時間で復旧させるための方針,体制,手順等を示した計画」のことを事業継続計画(business continuity plan:BCP)と呼ぶ1).
医療施設のリハビリテーション部門における重要な事業は「リハビリテーション医療」に置き換えられる.本稿では医療施設(急性期)リハビリテーション部門におけるコロナウイルス感染症(COVID-19)対応BCP策定とそのポイントについて,当院の運用事例を中心に紹介する.
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